2020年1月2日、3日に開催された第96回東京箱根間往復大学競走駅伝。箱根駅伝の愛称で親しみ深い、お正月の恒例行事です。みなさんもお正月に成るとこのイメージが、自然と湧き出てくる子供から大人までこの行事は、みな共通ですね。ご自宅や親せき宅で、正月気分のさなか必ずと言ってテレビで、放映されている事が、多いですね。お正月気分、気が付くと駅伝やってるどこが、トップなの?

スポンサーリンク

 

箱根駅伝2020年コース前半区間距離の変更

 

出典:http://www.sportsone.jp/running/course/

 

そんな、第96回箱根駅伝2020年 コースですが、2018年より一部区間距離の変更が有りました。東京大手町から箱根、芦ノ湖までの往復21.71Km(往路107.5Km、復路109.6Km)を2日間、10区で走行しました。この大会で、4区と5区の区間距離の変更があり この変更でレースそのもが、大きく変わる可能性の見どころです。

区間距離の変更、第4区 18.5Km→20.9Km 第5区 23.2Km→20.8Km、走行距離が変更に成る事で、総合記録が、新規の記録と成り第92回までの記録は参考記録成ります。変更の理由として、第82回大会(2006年)以降区間距離を延長した事で、第5区への選手生理学的負担が、大きく走行の後半には、低体温症、低血糖症の症状が、多く発生している

また、総合成績での第5区への貢献度が大きすぎる事からの検証結果からの区間距離変更です。最近のデーターからも第5区での区間賞を獲得したチームは10回も往路優勝、7校が総合優勝をしいます。

 

箱根駅伝2020年前半 区間コース 往路

 

出典:https4travel.jptravelogue10624232

 

1区大手町の読売新聞社前を8時にスタート、高層ビル街を抜けるほとんど、高低差の少ない平坦なコースの為、ハイスピードで走行していきます。後半戦の多奈川を渡る六郷橋、この橋の高低差10m、長さ444mの橋ということもあり横風の影響が、強い事もポイントです。2区鶴見中継地点から戸塚中継地点までのコースこのコースは、スタートから保土ヶ谷駅を過ぎて権太坂が、最大の難所として控えます。高低差20mで約2kmの急坂が続きます。

 

出典:httplivedoor.blogimg.jptomi

 

その後、横浜新道との合流地点から戸塚中継所までの3Kmが、戸塚の壁と言われる難所になり、ここまでのペース配分を間違えると失速してしまう選手も居ます。その為、ラストスパートでごぼう抜きなども多く見られます。3区戸塚から平塚中継地点、この前半戦、遊行寺まの急坂のスピードと後半戦長い直線湘南海岸コースです。前半での細かなアップダウンで、オーバーペースに成りペースダウンに成ると後半の長い直線コースに影響が出ます。スピードと体力の調整が必要です。

4区平塚から小田原中継地点このコースが、距離変更に成っています。コースの特徴としては、細かなアップダウンが多く、スピードに乗りにくいコースです。西への進路を取る為、風の影響が強く、晴れた日は気温も上昇する為、温度調整が、必要と成ります。5区小田原から箱根中継地点 前半戦最後のコースです。ここも距離変更に成っているコースです。

 

出典:httplivedoor.blogimg.jpyunlogimgsb4b4f1f0fb

 

ここは、登りの山の神とも言われ、前半戦は、緩やか登りですが、箱根湯本駅を過ぎてからの本格的な登りは874mまでの曲がりくねったコースです。最高地点までの体力が、最後の5Kmまのでペース配分が難しい所に成ります。大学3大駅伝で、この箱根駅伝は高い人気をと取る大会でも有ります。1920年からマラソン選手育成のために始められた大会で、今までの歴史から多くのオリンピック選手を選出してます。それでは、復路に付いての見どころを説明します。

箱根駅伝2020後半 区間コース 往路

 

出典:https://4travel.jp/travelogue/11201171

 

6区箱根から小田原、早朝8時スタートによる幕開けに成ります。この時季箱根の気温はまだ低く日陰部分の凍結も有り走行に非常に注意が必要とされます。また、前半のなだらかなアップダウンを過ぎると、急激な下り坂への足腰への負担が生じる事もポイントです。この急激な下り坂の影響で、平坦な道も登り坂の様な感覚に成るまでの走行にも成ります。

7区小田原から平塚前半戦から下り坂の道のりで、比較的ハイペースな走りに成るコースです。時間的にも、朝の9時まだ箱根の山からの吹きおろす冷たい風を背に受けながら天気によっては、正面からの日差しでの体感温度の上がり体温調整が難しいコースです。

8区平塚から戸塚前半戦海岸線の日差しによる体温が、体力調整に必要とされますが、西風が吹くと選手には、後押しされる傾向も有ります。海岸線から内陸に入ると、遊行寺の坂は急な登り坂で、登った後に原宿からの最後のなだらかな登り坂で、前半でのペース配分を間違えると、ペースダウンに成ります。ここは、下位のチームの繰り上げスタート地点でも有ります。その為にこれを意識してのプレッシャー地点とも言えます。

9区戸塚から鶴見2区の逆走になり長い下り坂、権太坂での急な下り坂の影響で、ハイペースに成りペース配分に注意が必要に成ります。また2区との時間帯と違い、2時間遅い11時頃の走行に成る為、気温差による影響も出やすいコースでもあります。

10区鶴見から大手町10区では、多摩川を渡る六郷橋とJR新八ツ山橋までのアップダウン以外はほとんどが、平坦なコースです。気温がどんどん上がり、距離も長いのでここでもペース配分には配慮が必要と成りなす。最後のアンカーと成る事もあり各チーム勝敗を決める選手選定で、箱根駅伝経験者が、走るケースが多い様です。

 

出典:httpswww.aoyama.ac.jppost052013news
スポンサーリンク

まとめ

 

今回の箱根駅伝もさまざまなコースから繰り広げだすたくさんの感動、思い出が楽しみの箱根駅伝に成り様ですね。また、どこでなにが起こるかわからない毎年の期待を背に見ることが、年頭の行事、箱根駅伝でみなさんも良いお正月をお過ごしください

 

 

スポンサーリンク