
お正月のスポースイベントと言えば、箱根駅伝ですよね。
東京大手町から箱根芦ノ湖までの217.1Km(往路107.5Km、復路109.6Km)を2日間に渡り10区で走行します。
第93回大会で、一部の区間距離の変更が有りました。
4区、5区の距離間が、変わりました。
第4区 18.5Km→20,9Km、第5区 23.2Km→20.8Km
第5区での登り坂への負担が、選手への生理学的と言われています。
この5区では、後半の登り坂が、低体温症や血糖症に成る事が、多数発生している、総合的な成績に対しての貢献度が高い事からの検討した結果と言われています。
箱根駅伝2020年 コース第1区

出発の大手町読売新聞社前を8時にスタートして、高層ビル街を駆け抜けます。ほとんど高低差が無く平坦なコースなので、比較的ハイペースと成り安定感の走りが要求されます。
スタート直後は、団子状態での走りと成り後半戦多摩川を超えて神奈川県に入る六郷橋からの決め手が、各選手の作戦でもありそうです。この橋長さ444m横風の影響も有り、その後は下りで、ペースを上げて行く選手も居ます。
この時点では、大差が余りなく鶴見中継地点へと流れ込みます。
箱根駅伝2020 コース第2区

鶴見~戸塚中継地点までの花の2区とも言われています。
2区は、距離も長く急な上り坂が2箇所あり、難易度的にも高いと言われています。距離と2か所の登り坂での体力消耗で、最後の戸塚中継所までの長い登り坂が、勝負の決め手と成ります。
この2区での今までの活躍した選手では、オリンピックに選出されている選手も居ます。将来的にも有望な選手たちが、トライしている花の2区です。
箱根駅伝2020 コース第3区

戸塚~平塚中継地点、前半5Km過ぎからは遊行寺の急な下り坂でのスピードと後半戦長い直線コースです。
前半戦のアップダウンの繰り返しでの体力配分調整が、必要とされています。
後半戦は、海岸道りからの天候による風が、影響の可能性も有り十分な、前半戦からの体力配分が、カギとなっている様です。
箱根駅伝2020 コース第4区

平塚~小田原中継地点
今大会からの区間距離変更をしたコースです。比較的には、アップダウンも少ないコースです。
但し区間距離の変更で、少し昨年より長く成っている事、但し3区と同じ様に天候による風の影響と気温差での体調的な配分が、ポイントと成る様です。
箱根駅伝2020 コース第5区

小田原~箱根往路、山の神、箱根駅伝では、名物とも言われています。今回から区間距離が少し短く成っていますが、ほとんどが上り坂のコースです。
最高地点874mまので、曲がりくねった急な登りが、選手たちの体力との戦いに成ります。後半戦の多少の下り坂では、ここまでの急な登りでの体力消耗が、精神的な持続的な精神力との戦いでも有ります。
この様な、コースに挑む事で、毎年必ずドラマが生まれ歴史に残り選手たちの今後の人生での良い思い出とも成っている様です。
まとめ
今回展開しているコースは往路、折返し復路はこのコースを逆に走行します。箱根駅伝は各コースでのドラマが必ず展開されます。
大きなドラマと成るのか、小さなドラマと成るのかはみなさんの見方次第に成ります。
第96回大会もこのコースによるドラマが期待できそうです。